物語を送り出すべきか、殺すべきか。
ブログの更新もですが、
なんと一年ぶりに更新された漫画について独りカタリ。
『三千六百夜王物語り』
絵:田所日菜子
原作を担当しています。
この漫画をここまで形にするのには
葛藤が多かった‥
苦しかったのは「他者の目を気にしていた」からだな と今ならわかるのですが‥
あの時の精神力でよくここまで進む勇気があったと思うと同時に
ここまでがいっぱい一杯だったなぁって思います。
この物語、本当に因縁だらけでして
世の中に
『送り出す』べきか、
『殺す』べきか、で悩んでました
いや‥
まだ悩んでいる部分があります。
なぜか‥
‥
「口に出すのも、辛い‥」からです。
物語で消化しよう、と ずっとしてきたのですが
予想外の事が沢山あり
どう伝えていいものかも分からず
だからといって抹消もできなかった‥
今はここまで形にできたことを
作画の友人に感謝すると共に、
自分の不甲斐なさをどうか読者の方には
ご容赦いただけますようにと願うばかりです。
國立
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